こんにちは、タイプ診断コンサルタントの林田さゆりです。
「すごいね!」
心をこめて伝えたのに、相手の反応は「そうですか……」と、どこかそっけない。
そんな経験はありませんか?
「ほめ方が下手なのかな」「もしかして、迷惑だった?」と、気になってしまいますよね。
でも、ほめ言葉が届かないのは、気持ちが足りないからではありません。人によって、「うれしいほめられ方」が違うからです。
今日は、相手のタイプに合わせた、心に届くほめ方をお伝えします。
ほめ言葉が届かないのは、気持ちのせいではない
私たちは、ついつい「自分がうれしいほめ方」で、相手のこともほめてしまいがちです。
にぎやかにほめられるのがうれしい人は、相手のこともにぎやかにほめます。じっくり認められたい人は、相手にもていねいな言葉を選びます。
どちらも、やさしさから出た言葉です。けれど、相手が大事にしているポイントとずれていると、せっかくの言葉が、するりと通り過ぎてしまうのです。
4つのタイプで、うれしいポイントが違う
PAGEタイプ診断™では、人を4つのタイプに分けて考えます。タイプごとに、心に届きやすいほめ方を見てみましょう。
パイオニア(指導型)
「結果」や「決断の早さ」を、短く伝えるのが届きやすいタイプです。「あの判断のおかげで、うまくいきました」のように、成果に結びつけて伝えましょう。
アクティベーター(社交型)
「あなたらしさ」や「アイデア」を、明るく伝えるのが届きやすいタイプです。「〇〇さんがいると、場が明るくなるね」と、気持ちをこめて表現しましょう。
ギーバー(支援型)
「人の役に立ったこと」への感謝が届きやすいタイプです。「手伝ってくれて、本当に助かりました。ありがとう」と、そっと伝えるのがおすすめです。
エキスパート(理論型)
「ていねいさ」や「正確さ」を、具体的に伝えるのが届きやすいタイプです。「数字の根拠まで調べてあって、わかりやすかったです」のように、どこがよかったのかを言葉にしましょう。
実は、私にもこんなことがありました。
歌の大会で、ある方に「すごいですね」と声をかけたら、さらりとスルーされてしまったのです。
後から気づいたのですが、その方は、こだわりを持っているエキスパートタイプでした。「ここがすごい!」と具体的に伝えていたら、もっと届いていたのかもしれません。
同じ「ほめる」でも、届くポイントはこんなに違うんですね。
迷ったら「事実+気持ち」で伝える
「相手のタイプがわからない」というときもありますよね。
そんなときは、「何がよかったか(事実)」と「自分がどう感じたか(気持ち)」をセットにして伝えてみてください。
たとえば、「資料が見やすくまとまっていて(事実)、会議がとても進めやすかったです(気持ち)」。
「すごいね」のひと言より、ぐっと相手に届きやすくなります。
今日、身近な人をひとり思い浮かべて、その人の「最近よかったこと」を1つ、事実と気持ちをそえて伝えてみませんか。
ほめ言葉は「あなたを見ています」というメッセージ
ほめることは、相手をいい気分にさせるためのテクニックではありません。
「あなたのことを、ちゃんと見ていますよ」と伝える、やさしいメッセージです。
相手のタイプを少し意識するだけで、その気持ちは、まっすぐ届くようになります。
まずはひと言から。あなたの言葉で、身近な人の毎日を、少しあたたかくしてみてくださいね。
林田さゆり|タイプ診断コンサルタント
Coaching Studio Be With(be-with-sh.com)


